アシュリー

今日、バイトから帰ってきて、ふとテレビ欄を見ると・・・
アシュリーの番組があった。
前からちょくちょくあって、よく見ていた。
アシュリーは、プロテリアという800万人に1人がなると言われて
いる病気を背負った女の子。
普通の10倍の早さで身体が年老いていく・・・。
でも、気持ちはピチピチの10代の可愛い女の子♪
いつも、アシュリーを見ていると何だか頑張ろうというか、
このままじゃアカンッ!っていう風に思えてくる。
今の自分がちっぽけな、そんな風にさえ思えてくる。
最初、私がアシュリーを見た時、動揺した。
とても小さく、髪の毛がなく、ガリガリで。
その様子を見ただけで、番組を見ようと思った。
何か惹かれたような、そんな気がして。
そんなことを書いたら本人にとても失礼かもしれないけれど。
アシュリー見て、アシュリーのことを知りたいと思った。
興味本位からでてきたのかもしれない・・・けど、見たかった。
どんな生活をしているのか、どういう生き方をしているのか。
見ていて、本当に切なくなるところも沢山あって、
何ともいえない気持ちになる。
普通の人の1年が10年に値するアシュリーの年齢・・・
10歳は100歳に値する。
身体が100歳を越えているけど、気持ちは10代。
どんな感じなんやろう。
私の年齢と気持ちは相応している。
だからこそ、それなりのわがままを言えるのかもしれない。
肌が焼けるのが嫌やとか、髪の毛が痛んでるのが嫌やとか・・・
アシュリーにとってはどうでもいいことだと、そんな風に思う。
自分の命が、後どれくらいとか考えたことなんて一回もない。
自分が生きているかも分からないけど、将来結婚して、
子供がいて・・・なんて私は思ってる。
自分がその前に死ぬなんて考えたことがないから。
800万人に一人・・・アシュリーの生き方と自分の生き方を
比べるのは、変だと思うことかもしれない。
けど、アシュリーを見てるだけで自分が今まで普通に生きて
これたことが本当に素晴らしいことなんやと思う。
私はアシュリーの倍の年数を生きているけど、
生きてるって言えるのかな・・・
アシュリーのような生き方を生きてるっていうんやと思う。
そして、唯一の存在であったジョン。
ジョンを愛しいと思うアシュリーの様子は本当に可愛かった。
二人が肩を組んでいる姿がほんまに戦友のような、素敵なカップ
のような、そんな感じがしたよ。
アシュリーのお母さんは、ジョンをアシュリーの身体の一部
と言ってた・・・
それぐらいお互いが必要で存在していたんやと、そんな風に思う。
ジョンは、人生は長さじゃなく、中身だと。
この言葉が凄く重たく感じます。