13年の重み

今日はガンバの背番号11番、松波正信選手の引退セレモニー。
13年間、ずっとガンバ一筋で頑張ってきた松波選手。
言葉では表せへんぐらいの重みやね、13年間って。
セレモニーの時に、松波選手の13年間のゴールシーンが流れたんやけど、
それを見てるだけで、その重みは凄かった。
私が小学生の頃からの開幕当初からの選手・・・。
すごく失礼だけれど、今日までそんな偉大な選手のこと、
私は知らなかった。
大画面に流れるゴールシーン。
私なんかが、このゴールシーンに感動すること自体、
アカンような気がした。
何も知らなかった私なんかが、13年の重みを分かったかのように、
感動するとか、とても失礼だと思う。
松波選手にも、松波選手を応援してきたサポにも。
だから、それを感動とは言えないと思うけれど、
見ていてジーンッっときた。
そのゴールシーンを見るだけで、人の気持ちを動かせること。
それ自体が凄いことだと思った。
ずっと同じ色のユニを背負って走り回ってきたということ・・・
きっと同じようにフィールドで頑張ってる選手にしか分からへんやろう
なぁっと思う。
そして、最後に松波選手がフィールドを一周している時、
その映像の横でガンバの各選手からのコメントが公開された。
一番印象に残った言葉が寺田クンのコメントだった。
寺田クンが小学生だった頃からガンバでやっていた松波さんと一緒に
プレーができるなんて思ってもなかった・・・というようなもの。
自分が小学校の頃に見ていた選手と一緒にプレーができたなんて、
凄いことやね。
まさに、松波選手は夢を与えてたプレーヤーやったんやと思った。
同じように、今の選手たちが、また未来の選手になる少年への夢を作っていく。
今の松波選手のように。
13年間、お疲れさまでした。